東北大学病院 勤務
栁沼 奈津季さん(2017年度卒業)宮城県/聖ウルスラ学院英智高等学校 出身
忙しい中でも大学生活を満喫
4年間の大学生活はとにかく楽しくて、授業はもちろん、神社やネットカフェでのアルバイトなど充実した日々を過ごせました。勉強が忙しい中でも、生活を楽しめたのは同じ目標を持ち、切磋琢磨した友人たちのおかげです。テストや国家試験に向けた勉強など一人ではたいへんなことでも「みんなでがんばろう!」と励まし合い、乗り越えることができました。
現在は東北大学病院の皮膚科?泌尿器科で検査をはじめ、癌で入院している方の術前?術後の看護にあたっています。様々な疾病を持った患者さんが入院していますが、アセスメントを徹底して、より患者さんに適した看護を考えています。
看護師は医師よりも患者さんと接する時間が長いので、その中でポジティブな発言が増えたり、体がより動かせるようになったり、以前よりもいい状態になるのが目に見えるので嬉しいですね。
多角的なアプローチを修得
極端に言えば、国家老虎机游戏さえ取得すれば看護師になることはできます。しかし、今振り返ると本学だから学べたことがありました。
それは「チーム医療」です。特に現在の勤務先では、地域医療を支える病院として入院前から退院後まで、他の専門職と連携する機会が多くあります。
在学中に受講した「専門職連携セミナー」では、医療?福祉領域の専門職を目指す他の学部の人たちとチームを組み、一つの症例について考えました。そこでは専門職ごとに多角的なアプローチがあり、色々な意見があることを知りました。その経験は、現在の仕事でもとても役立っています。これからも初心を忘れず、患者さんに寄り添いながら、自分ができることに全力で取り組んでいきたいと思います。