久慈市の名誉市民　タマシン?アレン女史の住居であった、
アレン記念館（国登録有形文化財）の保存工事を行います。



学校法人東北文化学園大学（宮城県仙台市）では、学校法人創立40周年及び設置する久慈幼稚園（岩手県久慈市）創立80周年を記念し、久慈市の名誉市民で久慈幼稚園の創立者のタマシン?アレン女史の住居であった、アレン記念館（国登録有形文化財）の保存工事を行います。
あわせて、保存工事実施に伴い、一般市民を対象に広く寄附金を募集しております。

趣旨
久慈地域の教育や福祉の基礎を築いた、久慈市名誉市民で久慈幼稚園（現?幼保連携型認定こども園久慈幼稚園）の創立者であるタマシン?アレン女史（1890-1976）の住居であったアレン記念館は、アレン女史の支援者であり日本で数多くの西洋建築を手がけたウィリアム?メレル?ヴォーリズの設計で、久慈市の棟梁?平谷鉄男氏が施工し、1941年に建てられました。
建設当時としては、希少であった洋風生活を意図した住宅であることが評価され、2016年11月に国の登録有形文化財に指定されております。

この度、久慈幼稚園が2018年に創立80周年を迎え、幼稚園を設置する学校法人東北文化学園大学の創立40周年記念事業の一環として、アレン記念館の保存工事を実施いたします。
なお、保存工事に当たっては、東北文化学園大学科学技術学部建築環境学科の増田豊文教授の監修の下、アレン記念館の建設当時の姿を知る久慈市民の意見に基づき、壁面を「頌(ほま)美(れ)カラー」と呼ばれる灰色で塗装し、建設当時の色に復元する予定です。

また、工事実施に伴い、学校法人東北文化学園大学では、寄附金の募集を行います。
申込書は、幼保連携型認定こども園久慈幼稚園（久慈市本町）の他、久慈市役所、久慈市文化会館アンバーホールに設置している他、東北文化学園大学のホームページ（http://www.tbgu.ac.jp/anniversary/memorialdonation）をご確認願います。

工事期間
2019年8月22日～9月末日まで（予定）