「どうして行きたくないのか」を訊いてみてください。
理由が学生の誤解からくるものかもしれません。
学生の回答例:「人に頼るのはダメなこと」
教職員の回答例:「『相談=人に頼ること』ではないよ。相談の結果、決断するのはあなた自身。相談することは、むしろあなたが自立する助けとなる行動だよ」
学生の回答例:「相談した内容が外部に漏れるのではないか」
教職員の回答例:「あなたの了承を得なければ、カウンセラーが勝手に知り得た情報を漏らすことはないよ」
それでも学生が「行きたくない」という場合は、無理強いをしないでください。教員との信頼関係を維持することが一番大切です。あるいは、一度学生相談室までご案内いただくだけでも結構です。場所が把握できると、その後学生が利用しやすくなるようです。