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医療福祉学部 リハビリテーション学科?作業療法学専攻
医療福祉学部 作業療法学専攻

就職実績

作業療法学専攻の就職状況

 毎年、北海道、東北、関東地方を中心に全国から700件以上の求人があります。病院だけではなく、介護老人保健施設や福祉施設からの求人も増えています。日常生活の問題の改善や、生活の質の向上に作業療法士の知識、技術が必要とされています。

主な就職先

[北海道]
札幌山の上病院、札樽病院、札幌西円山病院

[青森県]
青森県立はまなす医療療育センター、八戸病院、メディカルコート八戸西病院、青森敬仁会病院、弘前脳卒中?リハビリテーションセンター、村上病院 ほか

[秋田県]
秋田県立リハビリテーション?精神医療センター、秋田県立脳血管研究センター、大仙市市立大曲病院、北秋田市民病院、杉山病院、今村病院、中通リハビリテーション病院、森岳温泉病院、大湯リハビリ温泉病院 ほか

[岩手県]
岩手病院、岩手県立療育センター、岩手医科大学附属病院、川久保病院、盛岡友愛病院 ほか

[宮城県]
宮城県立精神医療センター、宮城県リハビリテーション支援センター、宮城県拓桃医療療育センター(現、宮城県立こども病院)、石巻市立病院、気仙沼市立病院、仙台医療センター、宮城病院、公立黒川病院、西仙台病院、仙台総合病院、仙台リハビリテーション病院、石巻赤十字病院、坂総合病院、総合南東北病院、中嶋病院、真壁病院、医療法人松田会、こだまホスピタル、仙台富沢病院、介護老人保健施設せんだんの丘、介護老人保健施設なとり ほか

[山形県]
公立高畠病院、鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院、山形済生病院、山形さくら町病院、篠田総合病院、山形ロイヤル病院、三友堂リハビリテーション病院、介護老人保健施設さくらパレス、セカンドハウス彩祐結 ほか

[福島県]
福島県立矢吹病院、福島病院、いわき病院、星総合病院、総合南東北病院、南東北福島病院、太田西ノ内病院、太田熱海病院、竹田綜合病院、大原綜合病院、福島第一病院、あづま脳神経外科病院、介護老人保健施設ヒーリング四倉、介護老人保健施設ナーシングケアセンター、福島整肢療護園 ほか

[関東など]
下総精神医療センター、東埼玉病院、総合東京病院、さがみリハビリテーション病院、横浜相原病院、横浜新都市脳神経外科病院、東船橋病院、ちば総合医療センター、埼玉医科大学病院、甲府城南病院、筑波記念病院、戸田中央リハビリテーション病院 タムス市川リハビリテーション病院ほか

広がる東北文化学園の輪

リハビリテーション学科作業療法学専攻の卒業生は、広いエリアで就職しています。
卒業後も東北文化学園大学のネットワークがあなたをサポートします。
作業療法学専攻就職状況マップ

就職活動について

主に就職活動は4年次からになります。4年次の4~5月にかけて、キャリアサポートセンターの方から、病院見学、就職試験などの就職活動に関わる全体の流れについて、説明を行なってもらっています。また、進路選択や就職活動に対する悩みや相談の支援、応募書類の添削指導、面接指導などを行なって頂いています。国公立病院など公務員試験対策講座も複数回にわたって開講されています。

リハビリテーション系合同就職説明会の記事

卒業生紹介

患者さんが望む生活を送れるように

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医療法人芙蓉会 村上病院 勤務
一戸愛実さん(2024年3月卒業)青森県/青森県立青森西高等学校 出身

現在の仕事について
 私は入職してまだ間もなく、病棟が配属されていないため、勤務する病院の地域包括ケア病棟?一般病棟?回復期病棟の3病棟を1か月ごとに回っています。そこで作業療法士の役割と患者さんとの関わり方について学んでいます。
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 作業療法は怪我や病気になった後でもその人らしい生活を取り戻す力があると思っています。そのため、患者さん一人一人の状態や置かれた環境に合わせたリハビリのプログラムを提供し、患者さんが望む生活を一人でも多く送れるよう精進して参ります。
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大学生活を振り返って
 高校とは違い、専門的な講義が大学ではあるため不安でいっぱいでした。しかし作業療法士になるという、同じ夢を持った仲間たちがいたからこそ勉強を頑張ることができました。また、在宅療法に興味を持ち、学生ヘルパーを2年間しました。身体が不自由な方が地域で暮らすために患者さんとサポートする人との関わりや、ご自宅にどんな工夫がされているかなど講義や実習では学べないことをたくさん経験することができました。学生だからこそできる体験?経験をしてみてはいかかでしょうか。

人のこころと身体を、その両面からサポートしたい

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エバーグリーン病院 勤務
長岡 真帆さん(2020年度卒業)宮城県/尚絅学院高等学校 出身

患者さんの笑顔がやりがい
 元々、体を動かすのが好きでスポーツトレーナーや医療分野に興味がありました。さらに祖母が認知症になったり、そのサポートをがんばっている叔母の姿を見て、そういった人たちの役に立ちたいと思い、体と心の両面からサポートできる作業療法士を目指すようになりました。
 現在は作業療法士として、入院している認知症の患者さんを担当しており、集団での作業活を通して他者交流の機会を作り安心して過ごせる居場所づくりや、得意なこと?できることを見つけ自分らしく過ごせる場づくりを行ってます。
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一番やりがいを感じるのは、患者さんの笑顔を見た時です。自分との関わり合いを通して、楽しそうにしていたり、安心して過ごすことができている様子を一瞬でも見られると、日々の仕事が報われたと感じます。
 仕事をする上で大切にしているのは、患者さんの問題ばかりに目を向けるのではなく、その人らしさや性格を考えながらプログラムを組むことです。そして入院中だけではなく、退院後のことも考えて、より良い支援ができるように努めています。
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仲間たちと切磋琢磨しながら
 本学を選んだ決め手の一つは、医療の様々な専門学が集まっていることでした。同じ専攻の人たちはもちろん、医療の専門職を目指す人たちが周りにいることで、勉強がたいへんでも自然と高め合うことができましたし、定期試験や国家試験対策に向けて、Eサポやゼミ室で友人たちと夜遅くまで勉強したのはいい思い出になっています。
 また、授業で実践的に学ぶことができた多職種連携は、チーム医療として働く中で大きな助けとなっています。本専攻は臨床実習の期間が長く、患者さんの経過も在学中から知ることができます。ぜひ、自分の理想像を描きながら、大学生活を思いきり楽しんでください。

対象者やそのご家族に寄り添い問題解決に至るまで治療や支援を続ける

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社会福祉法人陽光福祉会 仙台エコー医療療育センター発達援助科 勤務
下雲 典子さん(2003年度卒業)宮城県/宮城県仙台向山高等学校 出身

 4年間の学生生活では、時間を作ってアルバイトやボランティアを経験し、介護技術を身に付けたい思いがあり、春休みにはホームヘルパーの老虎机游戏を取得しました。今振り返ると、就職前に経験したかったことを概ね体験することができ良かったと思っています。現在は、入所?外来における作業療法を担当しています。また、作業療法士長として、作業療法部門の管理業務と、後輩育成、実務指導をおこなっています。

 作業療法は、対象領域について広く学べるため、対象者の方によっては、各対象領域で学んだ視点を応用しながら治療について考えられることが醍醐味。職場は、職種が充実しており、様々な職種とのかかわりから、チームアプローチが十分に学べるほか、入所、外来での業務により、地域生活?入所生活それぞれに対する支援も学ぶことができます。自身の治療や助言、支援により、対象
者の方々の機能維持や発達につながる場面に立ち会えることや対象者やそのご家族または支援者の方々から頼っていただけることに日々やりがいを感じています。

作業療法士がいなかった領域で、作業療法の専門性を発揮できるように頑張りたい

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株式会社リブドゥコーポレーション勤務
二木 理恵さん(東北文化学園大学大学院 2022年度修了)
宮城県/宮城県 第三女子高等学校(現 仙台三桜高等学校)出身

 現在、私は医療?介護用品を取り扱うメーカーに勤務しており、現在は大人用紙おむつを扱う部署に所属しています。
高齢者の方々が紙おむつを使用する場面は、病院?施設の他、在宅での使用も増加傾向にあります。私が所属する課では、在宅で紙おむつを使用するご本人と介護する方に対して、お体や排泄の課題に対応した紙おむつを使っていただく取り組みをしています。
紙おむつという「物」を介した支援は、これまでの臨床現場とは違った切り口での支援になりますが、新たな作業療法の可能性を感じています。大学やこれまで勤務した現場で培った作業療法士としての専門性を仕事に生かしたいと思っています。

 大学院では指導してくださった先生方とのコミュニケーションを通して、様々な学びと自ら考える力を得ることができました。また、勉強する姿勢、勉強の仕方を改めて学ぶことができ、今後も専門職として仕事をしていく上で学ぶことの重要性を強く感じています。
 大学院に通っていた2年間は、コロナ禍の真っ只中で、通学できないことに不安を感じていた時期もありました。オンライン授業はなかなか慣れず、大変な思いもありましたが、先生方の熱心な指導や、細やかなご配慮をいただき、よく勉強できたと思います。
今は新しい職場で、自分が何ができるのか探しているところです。作業療法士がいなかった領域で、作業療法の専門性を発揮できるように頑張りたいと思っています。

チームワークが基本のリハビリテーションでは学生時代のグループワークが役立つ

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気仙沼市立病院勤務
小野寺 祥子さん(2003年度卒業)

 回復期リハビリテーション病棟で自宅退院を目指す患者さんのサポートに携わり、患者さんやご家族の笑顔や感謝の言葉にやりがいを感じています。
 リハビリテーションの基本はチームワークです。大学時代は、グループワークや学園祭などの行事でもチームワークが必要な場面がたくさんありました。その経験が現在の仕事に生きています。
 講義、レポート作成、実習と、学生時代はとても忙しい日々でしたが、たくさんの友人や思い出も想像以上にできました。今でも時々、戻りたいと思うくらい充実した4年間を過ごせたと実感しています。

患者さんの生活?人生をデザインする 作業療法士の仕事

患者さんの生活?人生をデザインする 作業療法士の仕事
医療法人篠田好生会 篠田総合病院 勤務
長岡 祐さん(2017年度卒業)山形県/東海大学山形高等学校出身

 臨床実習の経験を活かせる脳神経外科のある病院に進みます。患者さんの入院期間だけではなく退院後も、その方らしい生活を、ひいては人生を送れるようにデザインし、サポートするのが作業療法士の仕事。邁進したい所存です。

患者様の回復と後進の育成を大切に

患者様の回復と後進の育成を大切に
公立黒川病院 勤務
樫村 友賀里さん(2002年度卒業)
宮城県/宮城学院高等学校卒業出身

 回復期リハビリテーション病棟に勤務し、日々新しい知識を取り入れ、より良いリハビリを提供できるように努めています。
 患者様の回復が一番の喜びですが、主任という立場上、後輩の成長も同様にまた、嬉しく思います。今後は回復期セラピストマネージャーの老虎机游戏を活かし、マネージメントの観点から患者様への貢献を目指していきます。

患者様の言葉にできないニーズを引き出せる作業療法士に

患者様の言葉にできないニーズを引き出せる作業療法士に
医療法人松田会エバーグリーンイズミ 勤務
阿部 翔太さん(2013年度卒業)
宮城県╱仙台市立仙台商業高等学校卒業

現在の仕事について

 患者様やご家族様の思いを考えながら、日常生活動作の獲得など、患者様の目標を一緒に成し遂げることができたとき、この仕事にやりがいを感じます。患者様の言葉にできないニーズを引き出し、そこに対してアプローチできる作業療法士になっていきたいと、いつも思いながら仕事に臨んでいます。

大学時代を振り返って
 臨床実習や4年間の勉学を通して、ときには失敗を経験することもありました。しかし失敗したからこそ、気づくことがあり、学ぶことも多くありました。前向きに物事を考え、失敗しても修正して対応する力が身についたと思います。仲間とともに国家試験に向けて勉強したことや、学園祭などの行事に力を入れて取り組んだことなど、それによって、集団で行動する際の協調性が身についたと思います。