2014年6月に台湾の台北市にある国立台湾大学作業療法学科との交流を正式に開始しました。本専攻の王治文准教授は国立台湾大学出身の作業療法士で、このようなつながりが国際交流のきっかけとなりました。
毎年、王准教授と専攻教員、国際交流や海外の作業療法に興味のある学生、特論の学生とともに台湾大学や附属病院を訪問しています。具体的には、下記のような交流等を行なっています。
1.教職員および研究者の交流
2.学生の交流
3.共同研究の実施:外灘作業療法学会にて発表
4.台湾大学での講義?講演、およびシンポジウムの実施
5.学術情報および資料の交換
台湾の作業療法士の人数は約4000人であり、日本の作業療法士は約9万人と人数に開きがあります。国の人口や、文化の違いから医療制度や作業に対する考え方も異なっています。日本はアメリカに次ぎ、2番目の作業療法士数になっていますが、海外に目を向けると作業療法士を必要としている国や地域が多くあります。国際交流を通して、このような違いを学び、独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊などでボランティアとして活動することもできます。
これまでの国際交流の活動内容について
●台湾大学へ訪問、交流
(前編) (後編)●台湾大学作業療法学科との国際交流