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当事者の方の講話と評価介入をしました(身体障害作業療法学実習)

作業療法学専攻
身体障害作業療法学実習は本専攻3年次開講する科目です.学生は今まで学んだ身体障害に関連する知識(疾患の特徴,症状など)と技術(身体障害者に対する評価など)を用いて,臨床で対象者と出会う時の評価から介入まで一連の過程を学びます.

5月17日の授業では,視覚機能学専攻所属の坂本先生のご協力をいただき,講義と演習の機会をいただきました.坂本先生は今回教員の立場ではなく,一脳出血後遺症者としてご登壇いただきました.講話及び実演を通して,身体障害者の日常生活の諸動作の実施方法および体験者だからこその知恵と工夫を教授してくださいました.また対象者への評価についても,実技をさせていただきながら,対象者目線で進め方や注意点を教えてくださいました.

(関節可動域測定)   


(握力測定)

学生は先週から練習を重ね本日の授業を臨んでいました.練習した成果が発揮できてうれしかった一方,対象者への評価は学生同士の練習とは異なり,実施する際に更なる注意や配慮が必要だと身をもって感じていました.

(学生同士での練習、確認)

この2週間だけでも,対象者への評価についてたくさん学んでいたようです.授業で学んだことを今後出会う対象者に還元できるよう,期待しています.