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急性期や回復期の病棟で働く作業療法士による授業

作業療法学専攻
3年生前期の身体障害作業療法学実習の時間に臨床で活躍する作業療法士をお招きし,病院で働く作業療法の実際について授業を組みました.

1回目は広南病院でリハビリテーション部作業療法部門代表である道又顕先生の授業を実施しました.広南病院は仙台有数の急性期脳神経疾患専門病院で,本専攻の実習先の一つでもあります.道又先生は本学の1期生で,臨床指導者の立場でありながら,先輩として自分の臨床経験を踏まえて急性期における作業療法の実際を熱心に伝えてくださいました.学生は急性期病院での作業療法はすごく忙しく,慌ただしいとのイメージがあるようでしたが,道又先生の解説により仕事内容を理解でき,作業療法の取り組みの成果が目に見える仕事だとわかったようです.


2回目は仙台リハビリテーション病院リハビリテーション部副主任の荒井隆徳先生の授業です。荒井先生には回復期リハビリテーション病院における作業療法の実際について症例発表を利用しながら説明してくださいました.生活の連続性から日々リハビリテーションを行う時期でもあり,回復期リハビリテーションでは作業療法士がかなり活躍していることを話ししていただきました.学生には作業療法士がやりがいのある仕事であることを再確認させていただきました.


2回とも先生から事前に事例をいただき,当日学生たちは症例検討を発表しました.先生からコメントをいただき,臨床推理をしっかりと勉強できました.学生たちは後期に長期の臨床実習を控えています.お二人の先生から実践的なお話をいただき,臨床実習の準備として非常に有意義な授業となりました.