今年度第5回目のオープンキャンパスを開催しました。

【オープンキャンパスの流れ（完全予約制で午前、午後に開催）】
前半：作業療法士の仕事の説明、体験授業
後半：専攻の説明、学生とのフリートーク

〇体験授業「暮らしを豊かにする作業療法を体験しよう～道具の工夫で不自由さを補う」

爪を切るための自助具、片手でマニキュアを塗るための自助具の紹介、体験を行いました。作業療法では、例えば、肩や肘、手、指の動きがよくなるよう訓練を行いますが、病気によっては、改善が難しいこともあります。そのような機能の改善が難しい場合、できなくなった動きを補う道具（自助具）を使用して日常生活を送れるよう支援していきます。

片手でマニキュアを塗る方法をご紹介します。

マグネット付きのクリップにマニュキュアを塗る筆をはさみます。
クリップをもって筆にマニキュア液をつけます。

写真のように板に固定した塗りやすい角度に曲げた金具にクリップをくっつけます。
筆の角度を変えながら爪全体にマニキュアを塗ります。
最後に筆が固まらないようにリムーバーで筆を洗い、しまいます。
（画像にある道具はすべて100円で購入できるものを使用しています。）

〇専攻の説明
専攻教員は14名おり、うち作業療法士は11名です。臨床実習指導者、専門作業療法士、認定作業療法士等の老虎机游戏を有した教員がいます（教員紹介のページはこちらです）。より専門的な授業をうけることができます。また、4年間を通して卒業研究、ゼミ活動等で学ぶことができます。
説明後は、保護者の方ともお話をさせていただきました。

〇学生とのフリートーク
４年生、３年生３名にオンライン上にて支援してもらいました。学生生活について発表してもらい、その後は高校生とお話をしました。合格が決まってから、入学までどんなことをしたか、定期試験のことなどをお話ししました。入学してからの心がまえや他者とのコミュニケーションの重要性について自分の経験を踏まえお話ししました．

今年度の夏のオープンキャンパスは今回で終了となりました。コロナ禍のなか、ご参加いただきありがとうございました。10月24日にも短時間ではありますが、オープンキャンパスが開催されます。ぜひご参加ください。