2023年度特論発表会
作業療法学専攻
今年度の特論成果発表会は9月20日と21日2日間かけて行われました.4年生の必修選択科目である作業療法研究特論?作業療法実践特論は卒業研究と同じような位置づけで,学生が興味のあるテーマを先生の指導のもと文献を調べたり,実験や調査を実施したりして,自ら学習を深めていく科目です.特論での研究成果の公表手段として,学生は研究した内容を要約した発表要旨を配布し,スーツ姿で講壇に立ち,スライドで口頭発表をしました.
今年度は27演題で、文献研究,調査研究,実験研究があり,いずれも学生生活や作業療法の臨床に関連する興味深いテーマでした.そのうちの1つにハイライトしましょう.
一人の学生は臨床実習で対象者と一緒にラジオ体操を行ったことをきっかけに,ラジオ体操の治療効果について実験検証行いました.その結果,ラジオ体操を行ったことで続けて行った計算問題の成績が有意に向上し,すなわち後続の作業への集中力に効果があることがわかりました.臨床で行った作業の治療的効果が改めて科学的に証明できたことに,研究を進めた学生本人だけではなく,発表を聞いた学生も大変勉強になったと感想を述べました.
今年度の特論は2月後半から始めましたが,途中10週間の臨床実習および初めての地域作業療法実習があり,就職活動も同じ時期に重なりました.学生たちはかなりタイトなスケジュールの中で時間のやりくりをしながら,指導教員と連携し,友人と励まし合い,充実した特論期間を過ごしたようです.今回自ら積極的に学習を進める経験を将来臨床で活躍するときもぜひ活かしてほしいですね.
学生の皆さん,お疲れさまでした.
今年度は27演題で、文献研究,調査研究,実験研究があり,いずれも学生生活や作業療法の臨床に関連する興味深いテーマでした.そのうちの1つにハイライトしましょう.
一人の学生は臨床実習で対象者と一緒にラジオ体操を行ったことをきっかけに,ラジオ体操の治療効果について実験検証行いました.その結果,ラジオ体操を行ったことで続けて行った計算問題の成績が有意に向上し,すなわち後続の作業への集中力に効果があることがわかりました.臨床で行った作業の治療的効果が改めて科学的に証明できたことに,研究を進めた学生本人だけではなく,発表を聞いた学生も大変勉強になったと感想を述べました.
今年度の特論は2月後半から始めましたが,途中10週間の臨床実習および初めての地域作業療法実習があり,就職活動も同じ時期に重なりました.学生たちはかなりタイトなスケジュールの中で時間のやりくりをしながら,指導教員と連携し,友人と励まし合い,充実した特論期間を過ごしたようです.今回自ら積極的に学習を進める経験を将来臨床で活躍するときもぜひ活かしてほしいですね.
学生の皆さん,お疲れさまでした.