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授業紹介『身体障害作業療法学演習』:2年生

作業療法学専攻
身体障害作業療法学演習は、脳卒中による片麻痺、脊髄損傷、パーキンソン病などの変性疾患などによる機能障害によって日常生活能力が低下した人への支援技術を学びます。12月3日は姿勢について学びました。


課題①ギャッチアップ角度による違いの分析(上記画像)
背もたれの角度を変えることで、安定性や体の動かしやすさ、視界の広がりなどがどう変わるのか?それぞれの姿勢のメリット、デメリットを考察しました。


  
課題②片麻痺患者の姿勢分析と介入(上記画像)
片麻痺の患者さんの姿勢を再現してもらい、
色々な角度から姿勢を観察し、問題点と改善方法を考え、実際に作業しやすい姿勢を作ることに挑戦しました。



作成したレポートの一部(上記画像)



課題③座圧計を使った姿勢分析(上記画像)
座圧計を使って、姿勢を変えることで支持基底面(体重を支える面積)や重心がどのように変化するかを分析しました。
患者さんにとって疲れやすい姿勢や、痛みや不安定感など不快な感情を生じる姿勢を科学的に分析することで、より患者さんの気持ちに寄り添った支援が可能になると思います。

学生は今日も作業療法を目指して、科学の力を身につけ、相手を思いやる心を育てています。