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国際学会で発表しました

作業療法学専攻
12月初めころ台北で行われた臺灣職能治療*學會国際学会(2022 TOTA Annual Meeting and International Conference)に参加しました.「The Experience and challenge of Online International Interaction」をテーマにポスター発表を行いました.コロナ禍で国際交流が阻まれる中,オンラインで継続する試みの経験と感じた課題を発表し,参加者と活発な意見交換を行いました.台湾の各大学とも日本との国際交流に興味があり,オンライン国際交流の内容や進め方などが聞かれるほか,本学との交流,今後実際の訪問見学等をしたいとの声がありました.今年度は、国際交流の一環として、特別授業を行いました(こちらの記事になります)。
      



学会では台湾と日本共同のシンポジウム(Taiwan – Japan Occupational Therapy Joint Symposium)が組み込まれて,日本と台湾の学者は同じテーマ(今回は急性期以降の作業療法の取り組みと発達支援での作業療法の役割の2テーマ)についてそれぞれ知見を発表しました.

今年臺灣職能治療學會が成立して40周年となり,日本作業療法士協会会長をはじめ,一行十数人も日本から参加しました.シンポジウム終了後臺灣職能治療學會と日本作業療法士協会と学術協定が締結され,双方の会長が壇上で締結書にサインする儀式を行いました.来年沖縄で開催される日本作業療法学会で今回のような日台ジョイントシンポジウムが予定されこともあり,日本作業療法士協会一行はしっかりと宣伝していました.今後日本と台湾とのますますの交流が期待されます.



日本に帰国する日は仙台で初雪が観測されましたが,台湾滞在期間中ずっと曇りだったものの,雨が降らなく半そででも過ごせました.また,学会参加した台湾の作業療法士の心の暖かさとフレンドリーな笑顔にすごく感動しました.この感動を今度国際交流に参加する学生や教員たちにも一緒に味わいたいと思っています.

*:台湾では「作業療法」を「職能治療」と呼ぶ.